邦楽のススメ

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【第二夜】嫌われる勇気 〜劣等感と劣等コンプレックス〜

 

前回の第一夜に続き、今夜は第二夜の全ての悩みは対人関係の章を解説&感想です。

 

○何故自分が嫌いなのか?

 他者との対人関係において、自分が傷つくことを過剰に恐れているから。それを目的にしてしまっている。自分が傷つかないように、、、その目的ゆえに自分自身を好きになれない。人間関係において、傷つくこと無しにはできないし、自分も誰かを傷つけている。

 

○劣等感と劣等コンプレックスの違い

 劣等感とは、目的論の立場で、「自分がダメだから、もっと努力しないといけない」と行動可能

一方、劣等コンプレックスとは、「自分はダメだから、成功できない」と原因論の立場に立ち、自分がダメなことを言い訳に使っている。ゆえに劣等感とは違い、行動が困難になる。

→誰かとの競争ではなく、今の自分よりも前へ進むことが価値である。人生とは、他者との競争ではない。

 

僕自身も塾や学校など(特に勉学における)他者との競争で躍起になっており、勝つ負けると無意識的に他者を敵と見なしていました。それは過去のイジメで獲得してしまったライフスタイルとも言えるのですが、それもまた目的論の立場から、敵と見做した方が楽で、相手のことを良く知らないのに、偏見を持って接することで、自分自身を守っていたのかもしれません。

 

例えば、身長150センチの小柄な青年がいるとして、自分自身でそれをコンプレックスと感じ、劣等感を持っているとする。それは客観的な事実ではなく、主観的な解釈であり、その解釈は個々人によってバラバラである。別のAさんから見れば、小柄で親しみやすいと思っている人も言えば、スポーツの世界でも大柄な選手よりも身体を使いやすい等、利点になる場合もある。

→主観的な解釈は勝手な思い込みである

前回の第一夜でも指摘したように、その事象が何なのか?でなく、どう使うのか?

今回の例でいうと、身長が小さいことに悩んでも仕方がない。悩んだところで、身長は伸びません。であれば、それをどう使うのか?が重要!

 

○人生のタスク

行動面①自立すること②社会と調和して暮らせること

心理面①自分には能力があるという意識②他者は自分の仲間であるという意識

 

○まとめ

・人生とは他者との競争ではない→自分との競争